【診療】
放射線科では、各診療科から依頼されたCT、核医学検査に対し、依頼内容に基づいて適切なプロトコールのもとに撮影された画像を読影し、報告することを業務としています。
CT検査に関しては、当院で検査を受ける患者さんは心血管疾患の方が多く、撮影範囲は頭部からつま先までの全身におよびます。その中には症状を有する病変のみならず、画像のみで指摘できる無症状の病変(癌などの悪性病変のこともあります)が含まれていることがあります。そこで、これらをできるだけ漏らすことなく拾い上げ、どのようにマネジメントすればよいかを依頼医に報告するよう努めています。
核医学検査に関しては、主に心筋の血流、代謝の画像化を行っています。心臓カテーテル治療、冠動脈バイパス術前の虚血評価や治療、術後の残存病変の評価を非侵襲的に行っています。
【地域連携】
当院での診察を必要としない検査のみのご依頼は、放射線科で受けております。窓口は地域医療連携室となっておりますので、お問い合わせください。
【教育】
放射線科医が不在の夜間、休日の検査においても、検査依頼医の相談に対応できるよう、放射線技師へのトレーニングとして毎週、症例カンファレンスを開き、知識の習得に務めています。